Wednesday, December 28, 2011

EARTHLING(アースリング = 地球人)特集


IT委員会からのお知らせです。

今年もあと3日となりましたが、東京のThink the Earthさんより
「Think the Earth Paper」の第9号をご恵贈頂きました。

年末でもあり、新年正月開けより皆様への配布を開始します。
事務局まで取りにおいでになる方や高知エコ産業大賞実行委員会、
運営委員会、食品研究会でも配布します。
会員の皆さんで、ご希望の方があればご連絡下さい。(先着150部)

第9号は「アースリングたちの言葉」特集です。

東日本大震災後、ますますその活動がクローズアップされているNPO法人や公益社団法人の代表の方々4名の、それぞれの思いが語られています。

その他にも、地球ニュースでは、NPO/NGO活動コラム、そして世界中から集まった「Think the Earth 基金」8,350万円の被災地活動支援報告など・・・・

Think the Earth プロジェクトは、「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマに2001年に発足したNPO(非営利団体)ですが、2011年10月に、一般社団法人 Think the Earth となりました。クリエイティブやコミュニケーションの力で、日常生活のなかで地球や世界の関わりについて考え、行動する、きっかけづくりを行なっています。

なお、PCを利用して、「Think the Earth Paper」を読むこともできます。
http://www.thinktheearth.net/jp/ttepaper/
ご賢察の上、省資源で有意義な閲覧方法をお選び下さい。

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資料入手先:(曽我さん、ありがとうございました!!)
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発行:一般社団法人 Think the Earth
http://www.thinktheearth.net/jp/
編集総括/上田壮一 編集/岡野 民 制作/曽我直子
協力/長谷部智美 デザイン/武田英志(hooop)

Saturday, December 17, 2011

12月幹事会と講演会

各位

拝啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、ありがたく厚く御礼申し上げます。

高知エコデザイン協議会は、下記の要領にて、講演会を行う事となりました。
また、講演会後には、懇親会(忘年会)を予定しております。
お忙しいとは思いますが、是非御参加くださいますようお願いいたします。


                 記

■ 開催日:12月19日(月曜日)
■ 場 所:マインテック高知(協同組合機械工業団地)
      高知市布師田3961番地
      TEL:088-846-1171

■ 幹事会:午後2時から
   定例議題:
   1)事務局、受認事項:9,10,11月度経費支出の件
   2)各委員会活動報告
   3)新エネルギーについて
   4)高知エコ産業大賞募集状況
   5)その他

■ 講演会:午後4時から
   講演演目:            
   レスキュー&ガード工法
   「インプラント構造による地震・津波・液状化対策」


   講師:安岡博之 氏
      株式会社技研製作所 
   インプラントエンジニアリング部エンジニアリング課 課長

 地震災害に強い道路や住宅地を造るにはどうすればいいのか。
 技研製作所が開発した初期の鋼矢板を用いた工法とその改善工法から
 今、役に立つ技術の利用法をわかりやすく解説していただきます。
 http://www.giken.com/ja/implant/methods/flood_defence

Thursday, December 15, 2011

イラク戦争が終結

2011年12月15日、イラク戦争が終わる。

開戦から8年9ヶ月に及んだイラク戦争は、駐留米軍が15日、バグダッドで部隊解散式を行ない終結することになった。
長い長い無益な戦争であった。多くの優れた若者も女性も子供も亡くなった。
戦争を開始するのは簡単であっても、それを終結に導くにはどれほどの努力がいることか。
数百年前のように、敵対する大統領や指導者を殺戮するだけでは終われないのである。
ましてや敵国を侵略して、属国にすることもままならない。

世界の衆目の中、自国の正当性を主張しつつ、侵略国の平穏と後継政権の安定化を推進するためには、計り知れない戦費と4500人近い米国兵の犠牲者が必要だったのである。
もちろん、イラク人死傷者はその数十倍に上る。
使用された兵器の放射能汚染の影響も数十年は残るだろう。

一国の指導者が、自己利益のために、まちがった指針を示したとき、これを諌める善い方法はないものだろうか?

オバマ大統領は、「開戦が正しかったかどうかは、歴史が評価するだろう」と答えるにとどまり、愚かな戦争であったことを否定しなかった。

Saturday, December 03, 2011

COP17、不安な結末・・・



国内では福島原発事故問題の終息も見えない状況ながら、南アメリカのダーバンでは、国連気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)が、2011年11月28日から12月9日まで開催されています。

京都議定書では、2012年までに、日本は二酸化炭素を含む温室効果ガス排出量の1990年比6%減が課せられています。
ところが、日本の2010年度の排出量は、前年度比4.4%増の11億2000万トン。1990年に比べ、逆に6%増えたとの速報値もあります。

そして、ポスト京都の交渉が足踏みする中、世界の二酸化炭素の排出量は今も増え続けています。

IPCCの第4次報告書では、気温が2度上昇すれば、まず海面水位の上昇が起きます。地球が暖まることにより、海水が熱膨張し、また、氷河や極地の氷が融けだし、海面の水位は年々上昇していきます。海面は、約50cm(最低約15cm、最大約95cm)上昇すると予想されています。

地球上には、約14億km3の水が存在しますが、淡水はその3%しかありません。しかも、その大部分は、極地の氷だと考えられます。

温暖化すると、降雨と蒸発という水サイクルが活発化し、水需給バランスが崩れ、水資源の格差が世界的に拡大する恐れがあります。

今年タイ国を襲った洪水のように、洪水が多発する地域がある一方、渇水や干ばつにみまわれる地域も出てきます。そのため、米の生産量は若干増加する国があるものの、小麦やトウモロコシは、中国やインドなどで、大幅な生産量の低下が予想され、食料不足も心配されています。

私達にできることは、ほんとうに些細な努力でしかありませんが、地球規模で物事を考え、良心に従い行動し、より良い未来になるようにしたいものです。

参考:
http://greeningdurban.com/category/articles/