Thursday, October 24, 2013

Book「里山資本主義」が売れている


藻谷浩介とNHK取材班、
原価0円で地域再生を目指す新しいモデルがベストセラーに


”huffingtonpost”によると、今、7月に発売された「里山資本主義」が売れているらしい。価格820円、3ヶ月で、16万部のベストセラー。現在、50万部という話も。

『デフレの正体』の著者、藻谷浩介さんとNHK取材班による共著で、原価0円で地域再生を目指す新しいモデルを紹介。作家の佐藤優さんや歌手の加藤登紀子さんなどが推薦とのこと。

記事原文は、以下を読んで欲しいが、

「里山資本主義」
 藻谷浩介とNHK取材班、 原価0円で地域再生を目指す新しいモデルがベストセラーに


以下に、高知エコデザイン協議会で、よく名前の上がっている部分を、抜粋

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「里山資本主義」の事例として、
中国山地で行われている林業再生の取り組みを紹介している。

戦後、衰退の一途を辿った日本の林業。そんななか製材業界で新しい試みをしているのが、岡山県真庭市の銘建工業だ。
代表取締役社長の中島浩一郎さんは、日本に先駆けて1997年に「木質バイオマス発電」の導入。
製材課程で出る4万トンの木くずを燃料にして、工場で使用する電気のほぼ100%をまかなっているという。今まで電力会社に払っていた電気代がなくなり、さらに夜間電力を売る売電収入がうまれた。
また、産業廃棄物だった木くずの処理にかかっていた年間2億4000万円がゼロになり、トータルでは数億円のプラスになった。
銘建工業がバイオマス発電の導入から14年。発電施設の建設にかかった10億円は早々に減価償却し、十分に元をとっているという。
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たまたま「銘建工業」や「加藤登紀子さん」の名前に注目しましたが、地域振興策を考えると、社会保障や少子化、高齢者対策、地域通貨と、エコデザインやエコプロダクツの役割も浮かび上がってきます。




 
追加:
NHKのエコテャンネル
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

以上

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